カラマツは、ヨーロッパ・シベリア・ヒマラヤ・北アメリカ北部など北半球の亜寒帯と中緯度の高山に広く分布する落葉針葉樹で、日本の高原を代表する植物でもあり、長野県や群馬県、北海道などに多く植えられている。
成長が早いことから、木材利用のため寒冷地での植林樹種として利用された。
長野オリンピックのスピードスケート会場となったエムウエーブは長野県産カラマツの集成材で建造されている。
家の周りのカラマツも秋には見事な紅葉(黄葉)を楽しませてくれたが、軽井沢やこの近辺では、このカラマツの黄金色は圧巻だった。そして風に吹かれての落葉は、思わずリーフシャワーと叫び感激した。カラマツは成長が早く、1年に20~30センチも伸びるらしいが、空に向けて一直線といった感じで、真っ直ぐに伸びていく。
近くの太い木の幹の周囲を計測してみると、2m20僂發△蟠辰い拭この木は高さがいくらあるだろうか?30m・・・あるいは40m近くあるかもしれない。
カラマツは、成長していく段階で、枝をどんどん落としていくようだ。枯れた枝が大きいのになると5mくらいの枝もある。そこいら中に落ちているが、途中で他の枝に引っかかっているものもある。風が吹いて落ちるか、その枝が落ちるときに一緒に落ちるか、いずれは落下してくるので注意しないといけない。
枝は、やはり太陽の光を求めて伸びるのだろう、日の当たらない反対側には枝は少ない。
密集している場所でも、とにかく上へ上へと伸びている。そして地面に近い枝から落ちていくらしく、下の方はほとんど枝がないのが特徴だ。
暖炉を燃やすとき、この枯れ枝が役に立つ。30センチの長さに切断し、炊き始めのときに使ったり、火が消えかかったときなどに使用する。枯れ枝なのですぐに着火し、とても便利だ。今日も近くで50本ほどの枯れ枝を集めた。
太い松の幹をよく見ると、木の皮の突起している部分が厚く、細長い。このあたりは湿気が多いため苔の生えているものもある。葉を落とした木を裸木というが、緑の葉をいっぱいにつけている時期に比べて、やはり一抹の寂しさを感じる。しかし、よく考えてみると、ここに住む限り、この裸木との付き合いが一番長い。青い空の上へ上へと伸びる密集した裸木たちの姿もあと一月。5月になると少しずつ若葉が見えてくるだろう。
最近では、雪が降っては溶け、降っては溶ける繰り返し。温度が低い日は、まだ氷柱ができる。1月に一度経験したのだが、プロパンガスの調整期に雪解けの水がかかり、それが凍結して氷になると調整期が冷えてしまいガスがつかなくなる。プロパンガスの上に何らかの方法で小さな屋根を作ろうと考えているが、昨日、またガスが出なくなったので、妻は洗面器を屋根の代わりに取り付け、見てくれというので行ってみた。
これは、知らない人が見ると何のおまじないかと思うに違いない。
思わず大笑いの一幕だったが、何とかしなければと思えば、いろいろと知恵が出てくるものだ。
ついに3月も今日で終わりとなった。
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