北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2010年03月

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エコポイント、エコポイントとニュースなどで耳にしていたので気にはなっていたが、自分には関係なさそうだと思っていた。しかも3月末までということだったので、ますます興味も薄れていたが、この度の報道では、それが今年いっぱい延長されるというので、冷蔵庫などを買わなければならない事情もあり、現実の問題になってきた。
この家電エコポイントは、地球温暖化防止を進めながら、消費刺激による景気てこ入れを図る、一挙両得を狙った政府の優遇策というなかなかカッコイイ?政策のようだ。
 
「エアコン」「冷蔵庫」「地デジ対応テレビ」の3品目が対象で、統一ラベルで4つ星相当以上の省エネ性能がある製品を購入するとエコポイントがもらえ、交換商品のカタログに掲載された商品券やプリペイドカード、地域特産品と交換できる。
「エアコン」「冷蔵庫」は、家庭の消費電力トップ3に入る家電のため、省エネ家電への買い換えによりCO2削減効果を推進するのが目的で、地デジ対応テレビは2011年に控えている地デジへの切り替えに向けての対策の一環。
 
報道によると、昨年7月にポイント申請の受付を開始して、年末までの半年間に個人から約626万件の申請があり、発行されたポイントは約859億点。
1点が1円の換算で、商品券などと引き換えられるというから大変な額になる。
この度は、期間延長と共にポイント商品の交換について、環境への配慮も強められている。これは、獲得したポイントを消費電力が少ない発光ダイオード(LED)電球や電球型蛍光ランプ、充電式ニッケル水素電池と交換するときには、本来必要となる半分のポイントで済む。例えば、4000円相当のLED電球と交換する場合でも、2000点のポイントがあればよい。
 
冷蔵庫、地デジ対応テレビを買う予定にしているわが家には、どうやらとても有難い制度のようだ。例えば冷蔵庫を買ってポイントで商品券をもらい、その商品券はテレビを買う一部に利用し、そのテレビを買ったときのポイントもいただけるのだろうか?なんだかペテンにかかったような気もしてくる。
わが家のウンウン唸っている冷蔵庫はかなりの電力を消費しているので、買い替え後は電気代も節約できるのでその効用ははかりしれないものがある。
何にしても、年金生活者にとっては、有難い制度に違いない。
 
今朝はマイナス6℃と冷え込んだが、その後は予報通り気温はぐんぐん上がり、過ごしやすく春の気配を感じている。
明日は、バイトの仕事ができた。軽井沢駅前店へ片付け作業に行くことになったので、少し早くやすむことにする。
 
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ブログを書き始めたのは2008年7月22日。こちらに来て1ヶ月余り経過したときだった。広島にいる友人O君は、3日に1回くらいの更新の方が気楽でいいから・・・まあ一日おきくらいにしておきなさい、と忠告してくれた。
いつの頃から毎日更新するようになったか覚えていないが、初めの頃は珍しさもあって夢中になった。しばらくすると何か書くために何処かへ行ってみなくては、と考えたりしたこともあった。そして、移住してきたため、いろいろなことが起こり、ネタには不自由することはなくなったが、だんだんと書くことに興味がわいてきて、そちらの方面の勉強をしてみようかと思うようになり、現在に至っている。しかし、文章を書くということは簡単ではないというのが正直な感想である。
 
昨日話題にした「健康への道」の中に「私が老化に気づいた時」というエッセイの特集があって興味を持った。
小沢昭一的こころでおなじみの小沢昭一は、階段を上がるとき、若かった頃はスイスイ2段ずつ駆け上がったりしていたが、年と共に“段々"辛くなった。
そして、家の近所の道が「へえ、ここ、ゆるやかだけど、坂だったんだ」と気がつくようになった、と話す。そういえば、妻も上りになると明らかにスピードが落ちる。若い時は、少々の上り坂も苦にならなかった小沢昭一もそんな時、老化に気づいたという。
作家・関川夏央は、歩いていてたまに蹴躓く。小さな突起につま先がひっかかるのは、自分のイメージほど足が上がっていないから、と躓いたときに老化に気づいたという。
お茶の水女子大学教授・土屋賢二さんは、どんなものでも残された時間は少ないと思えば捨てられる。どうしても物を捨てられなかったが、寿命があることに気付き、捨てられるようになったという。
 
老化現象には、いろいろな経験やいろいろな説がある。それは小さな字が読み辛くなったり、耳が遠くなったり、自前の歯が減っていったりといろいろあるが、なんといっても足腰の弱くなったことを感じる人が多いようだ。
やはり現代人は運動不足の人が如何に多いかということを物語っている。
小沢昭一さんと年齢差がずいぶんあるが、私は未だに階段は二段飛びで100段くらいはスイスイと上がるし、上り坂もさして苦にならない。
毎日のストレッチとウオーキング、薪割りなどが老化を遅らせてくれているのに違いないが、自然の中で暮らすとどうやら老化現象はやってくるのが遅いようだ。腰痛防止策で始めた腹筋、背筋に腕立て伏せ、そしてスクワットも大きな効果が期待できる。そのような運動の時間を如何にとるかが問題だろう。
年齢を重ね、60歳をこえて骨折でもすれば、それが原因で他の病気を併発する例が多いと聞く。60歳を迎えた人は、バランスのとれた食事に適度の運動は必須といえる。せっかくの楽しい人生を、怪我で台無しにしないよう、注意しなければならない。
今日はとても良い天気だったが気温は上がらず、雪の溶け具合もはかばかしくない。屋根から滑り落ちそうになった雪が、そのまま固まっているのを見たが、気温がゆるんで溶け始めたとき、急に冷え込むと氷柱ができる。
予報によると、明日からはぐっと気温も上がり春の陽気がやってくる。
3月もあと一日となった。いよいよ春本番の登場か。
 
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気温マイナス3℃、積雪おおむね10センチ、天気は晴。再びすばらしい雪景色を見ることが出来た。妻の話を聞くと、少し風があり既に枝の雪はかなり吹き飛ばされたという。やはり早起きしなくては最高の景色は見ることが出来ないようだ。雪の中、朝一番のお客は子リス君。親リスよりもシッポが貧弱なのですぐわかる。よほど空腹なのか、かなり長時間滞在していった。
今日は、週に一度の買い物日。嫌でも雪掻きをしなくてはならない。最低限、車までたどり着き、車を走れる態勢にするまでは必須である。
雪の後雨となりその後冷え込んでシャーベット状になった上に、新雪が積もっているので、少し手こずったが一時間ほどでなんとか片付いた。
 
六里ヶ原で見る浅間山の真っ白い姿を見るのはおそらくこれが最後となるだろう。雲の合間から差し込んだ光に白く輝く裾野は、惚れ惚れするように美しい。
この景色が、自宅から数分のところにあるのだから、この幸運を神に感謝したい意気持ちになるのは、ここでこの景色を見た人ならきっと理解できるに違いない。
 
先日、文藝春秋・季刊春号の「結婚という旅」の話しをしたが、季刊冬号の「健康への道」が手に入ったのでそのことについて触れてみたい。
自然の中に暮らし、テレビを見ない生活をしていると、特に冬においては寒さと積雪でウオーキングもままならないので、読書の時間がたっぷりとある。
一冊の本も二人で読むのだから、千円の本も二人で500円ずつと考えるなら、その予算で二倍の本が買えることになる。
「健康への道」は、多くの著名人が執筆しているが、健康についての話しだから、その中にかなりの医師が入っているので興味をそそる。
自分を含めて家族の病気や、介護の経験などが掲載されていて、とても参考になる。「私の健康道」「元気の素」「私が老化に気づいた時」などを実際の経験を交えて語られている。つまずかない生き方・毒をためない生き方・脳を衰えさせない生き方・・・等々も面白いが、棋士・米長邦雄の「前立腺がん、この一手」は、実体験で男の読み物としては大変興味があり、面白く読んだ。
 
本の後半に、「医者がすすめる人生後半期に役立つ本」と題して、5名の医師が推薦する本を紹介しているが、その中に、登山家・泌尿器科医の今井通子が「自然が最大の予防法」というタイトルで執筆しているものが目にとまった。
この文は、両親が医師の家に生まれた私は、物心つく前から自然界に連れ出されて育ちました。という書き出しで始まっているが、この両親は、子どもたちの健康管理を目的として山河海に連れて行ったという。しかし、当の本人は、自然界を常にアクティビティの場と捉え、森や川で遊び、山へ登り、岩へと向かった。大学の山岳部に入部した時父に「僕は君に山登りを教えた覚えはない」と言われ、その時には父の言葉の真意がわからなかったという。
そして、マッターホルン北壁を含む山行に出かけたときの道中、地元の人々の
行動に疑問を持った。登山者は一握りで、老若男女を問わず多くの人々が山麓の森や草原にいた。帰ってから調べたところ、産業革命の進行と共に生活習慣が変化してしまった彼らがヒト(人間という動物)として、自然に癒されるための行動だったと分かり、彼らの行動と両親が私たちにしてくれていた事が同じだったと気付いた。
以来、自然の中へ行く事が予防医学的に寄与すると自分に言い聞かせ、仕事としての泌尿器科医の立場ではなく、親が私たちにしてくれたように、健康維持、予防医学として人々を、自然界へいざなう事をライフワークにしたと語る。
 
その今井通子推薦の本は「森林セラピーガイドブック」。
この本には、森林空間が持つ、ヒトに対する癒し効果について、医学的に解明されつつある科学的な実験、実証の結果が記されている。また、森林セラピーロードと称する、森林空間が持つ癒し効果が実験により実証された全国35カ所のコース・ガイド。全身と五感で森林を浴びるために、安全で安心、リラックスできるよう整備された森林と、森林セラピー基地と称する、その周辺を訪れる方々のために、宿泊、飲食、温泉その他を提供する場も紹介されている。
一般的に本といえば読むものだが、この本は、内容が把握できたら、中から場所を選んで現場へ行くという行動を起こすための本で、特に人生の後半期の人には、行動が大切。脳科学が発達した現代では、運動が脳の活性化に繋がることや、生活習慣病や心の病の予防や克服の一助となる要因などが解明されている。森林セラピーでこれらを活かし、そこでの行動時に使う費用がその地域振興に繋がり、森林が維持されると、地球環境保全にも寄与するという。
 
期せずして、自然の森の中に住む私たちは、毎日が森林浴。森林浴は気持ちがリラックスする事はもちろん、実際に身体の免疫力が上がり、血圧が低下するなどの科学的な効果も実証されているという。ここに来て2年近くになるが、二人とも病気一つすることなく血圧などの数値も正常になっている。
人に適したやさしい環境の中に身を置くことが大切と、いわれている中で、それを地で行く生活ができる事は贅沢この上ないと感じている。
 
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今朝の気温はマイナス3℃だったが、その後気温は余り上がらず2℃止まり。
プラリと外に出てみたが寒い。近くのフキノトウを見に行くと、雪が溶けているところから2~3のぞいていた。せせらぎの氷も溶けていたし、春の気配だった。ブログのタイトルは「春が来た」でいいだろうと、考えていた。
しかし、天気予報は夕方から雪が降るという。
 
ランチを済ませてどんよりとした外を眺めていたが、午後1時半ごろに雪がちらちらと降り始めた。少し予定より早いと話していたら、3時前から本降りとなり、夕方5時過ぎには猛烈に降ってきた。
気温マイナス1℃。雪はあっという間に積もっていく。すっかり溶けていた森の中はまた真っ白に変化し、木々の枝にも再び白い花が満開となった。
これがもしも雨だったらどんな雨になるのか、想像もつかないほどの猛烈な勢いで降る雪は、家の中から見るのには美しい光景に違いないのだが、瞬間的には恐怖を感じるほどの雪だった。
明日は、終日氷点下の真冬日になるという。
今度は寒さのUターン現象が起こっている。
 
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土曜日だがバイトが休みとなり、ゆったりとした一日を過ごした。
朝の気温はマイナス7℃で、さすがに少し寒い。炬燵で朝食後、日差しのあたる外を眺めるいつものひととき。リスが頻繁にやってくるが、今日はどうも様子がおかしい。母リスが子リスを追い払う場面が何度もある。アガサ・クリスティ顔負けの?推理を展開する妻は、これは親離れをする時期が来たのだという。春が近くなり、そろそろ自分で自立しなさいと言っているというのだ。
こういう時は「そうか、そうかもしれない」と、言うことにしている。
 
天気がいいので小鳥たちもたくさんやってくる。リスとのツーショットを狙ったがなかなか動きが速く難しい。シャーッターを押したら飛び立った後だったりすることが多い。今日はアカゲラもなぜか度々やってくる。そしてシメは、かなり長い時間居座っていた。
 
今日のランチは、ゴボウが残ったので丼にしようという妻は、「丼本」を参考にして肉丼を作れという。タマネギ、ゴボウ、と肉で肉丼を作ることになった。
醤油大さじ2、ミリン大さじ1、砂糖大さじ1という一人前の量を二人前だから倍にしてみた。結果は少し砂糖が多かったが何とか合格点をもらった。
次回のよい勉強となった。丼、チャーハン、カレーライスの時は米を1.5合炊いていたが、妻の食べる量が少ないので私の分が多すぎるということになり、米を減らすことになった。炭水化物のとりすぎはよくないという妻は、このままこんなに食べていると大変なことになるという。
量が減ることには不服はあるが、腹八分でなく腹七分くらいが健康によいという、私のことを考えてくれている妻に逆らうわけにはいかない。
 
暖炉に炊く薪も、車庫の横にあるパイプラックのものがなくなった。3月中には消費するだろうと思っていたので予定通りだ。昨年の記録を見ると、4月は月初めまで暖炉を焚いているが、あとは、月末に寒い日があり2、3日使用しているにすぎない。薪ももうそんなにたくさんは使わないだろう。
 
Uターン現象(ユーターンげんしょう)は、都市部から地方への人口還流現象の1つで、地方から都市部へ移住した者が再び地方の生まれ故郷に戻る現象。人の流れを地図上に見立ててアルファベットのUの字を描くような移動のためにこう呼ばれているが、最近ではIターン(アイターン)、Jターン(ジェイターン)という名で呼ばれる現象も多くなっているという。
Iターンは、出身地とは別の地方に移り住むこと、その地の魅力を感じて出身地等の地縁のない所に移り住むことをいう。
Jターンは、地方から大都市へ移住した者が、生まれ故郷の近くの中規模な都市に戻り定住する現象を言う。地方の農山漁村に戻りたい(Uターンしたい)のだが、魅力ある働き口が農山漁村には乏しく、やむを得ず途中である、地方都市に住む現象が見られることから名付けられた。老親はふるさとに残し、自分の住む都市と老親の住む農村を行き来することもできることから、Jターンを好む人が増えているらしい。
 
私たちのように、広島から群馬県の嬬恋村へ移転した者は、「Iターン」ということになるようだ。しかし、何処かから何処かへ「戻る」わけではないので、「ターン」という言葉を使うのは言葉の本来的な意味では誤用であるが、「Uターン現象」という言葉が使われたため、「Iターン」「Jターン」という語が使われるようになったようだ。
一つ間違えば、無謀なIターンになったかもしれない私たちの移住生活は、幸運にも恵まれ順調に滑り出している。自然の中で生活することがこんなにすばらしいとは考えてもいなかったし、危惧していた冬が楽しく過ごせるという見通しができたことは大きな喜びだ。
団塊の世代の人々がこれから先、次々に定年退職を迎え、新しい人生の門出に立とうとしているが、「Uターン」「Jターン」「Iターン」を考える人も多くいるに違いない。3月卒業の時期に実社会に飛び立つ若者の話題が多い中、年度末を迎え職場から姿を消していく人もいる。
人生の大きな分かれ目の時、新しい出発の門出を祝い、拍手とエールを送りたい。
春はもうすぐそこに待っている。
 
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