北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2013年02月

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
第一生命が例年発表しているサラリーマン川柳100選は、1987年に始まり今年は第26回目になるという。その第26回に寄せられた句は30,490というから驚く数字である。
入選作100句は、第一生命のホームページに掲載されているが、お気に入りの1句を3月19日までに投票すると、抽選で圧力IH炊飯ジャーやニンテンドー3DSLLなど合計1500名に賞品が当たるそうな。
 
独断と偏見でベスト10句を選んでみた。
 
風呂にいた ムカデ叩けば ツケマツゲ    (おやじパニュパニュ)
 
家事停止 望むは妻の 再稼働    (マークン)
 
営業に 連れて行きたい 嫁の口    (居酒屋小僧)
 
いつ課長? 妻に聞かれて 近いうち    (言い訳上手)
 
読み切れぬ 妻の心と 円と株    (ポチの父)
 
すぐキレる 妻よ見習え LED    (忍耐夫)
 
領土権 我が家はみんな 妻のもの    (皿川一苦)
 
わが女房 タッチすれども 作動せず    (パソコン8マン)
 
「辞めてやる!」 会社にいいね と返される    (元課長)
 
父の日は 昔ネクタイ 今エプロン    (宣茶)
 
久しぶりにグリーンプラザの温泉に行った。入口付近に幟が立てられていたが、見ると、奥軽井沢温泉・暁の湯と書かれていた。奥軽井沢温泉?と思ったが、まあ名前はどうでもいいか、と待合室にある百草茶をいただき湯船の人になった。
 
今日もまた 露天の風が 心地よい。
 
 
 

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
毎月、東京電力より一枚の紙切れが届く。電気ご使用量のお知らせに前月の電気料金領収証がついている一枚の紙片には、電気の使用量、請求金額、料金内訳などが記されている。料金の内訳を見ると、基本料金、1段料金、2段料金、3段料金、燃料費調整、再エネ発電賦課金等、口座振替割引、などが何円何銭まで細かく記されている。1段料金、2段料金、3段料金が何を意味するのか分からないが、この紙片をよく見ると「昨年2月分は28日間で、876kwhです。今月分は昨年と比べ25%減少しています」と書かれている文字が四角に囲まれている。今月の使用期間は、1月18日から2月18日、検針日2月19日で32日間とあるので、前年よりも4日間多い。従って実際の減少率は25%よりも高い事になる。感心して見ていると、先月はその減少率が36%だったと妻はいう。
 
東北大震災の津浪による原子力発電停止に伴い、全国的に節電が求められている中で、我が家のこの結果は大いに自慢出来る結果である。個人的な節電は微々たるものだが、多くの人が努力すればその量はバカにならない。日本の電力事情を考えるに、現在は危機的状況であると思われるが、その危機感はまだ浸透しているとはいえない。大都会のあの夜の明るさが、それを如実に物語っている。クリスマスのイルミネーション、数々のネオンサインなどはすべて消灯し、昔懐かし暗い夜に戻れば、どれだけの電力が削減できるだろうか。命に別状のない無駄な電気を消灯せずに、節電、節電と騒ぐばかりのノーテンキさには、あきれるばかりである。
 
終日氷点下の毎日が続いているが、雪掻きで汗をかき薪を運んで暖炉に火を灯す。夜は湯たんぽで暖をとる生活は、知らず知らずのうちに節電となっている。夜はとても歩けないほど真っ暗闇だが、心はいつもほんのりと温かい。便利さを追求するあまり、人間本来の自由と幸せを失っている人々の何と多いことか。明日の最高気温予想は氷点下5℃である。
 
 

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
イメージ 3
 
朝の気温がマイナス11℃で、最高気温がマイナス8℃。凍るような寒さの中で、昨日出来なかった部分の雪掻き作業。スコップで跳ね上げる高さがすでに背の高さを超えている。まったく腕がニガル。用があって三原まで出かけたが、土曜日なので交通量がいつもよりも多い。白い道路を走るのは気持ちいい。景色も白、白、白。屋根からは氷柱が垂れ、車のタイヤ回りには雪が張りついている。とにかく水分があると即氷になる。手足の先は冷たいを通り越して痛い。
 
こんなときは温泉が一番。ホテル1130鬼押し温泉へ行った。最近、ここの湯が透明になった。
5年前からお世話になっている鬼押し温泉は、濁り湯で茶色の湯が特徴と思っていたので、若い受付の青年に尋ねてみた。そうすると、もともとは、この透明な色だったという。このたびのメンテナンスで元通りになったと話す彼も、定かなことは分からないという。いずれにしてもあの茶色の濁った湯が透明になったのだが、露天風呂の岩から流れ落ちる部分は、以前よりも鮮やかな黄色が岩に着色してるのに驚いた。まあ、何はさておき気分は濁り湯よりも透明な方がいい。
マイナス8℃で風が吹くと湯煙が舞う。湯に体を沈めて、頬を叩く冷たい風が心地いい。
 
湯船では、今年は雪が多いという話しに花が咲いている。やっと終わった雪掻きもまた数日先にはやり直しとなるだろう。しかし、ゆったりと温泉でくつろげる幸せはなにものにも変えがたく、帰宅後の例のものが喉もとを通り過ぎる感触を楽しみながらすっかり頬がゆるんでくる。
 
 

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
今日は出勤後雪が降り始め、みるみるうちに積もりはじめ、その後、午後3時過ぎまで降り続いた。先日から家でも雪掻き、仕事場でも雪掻きとなっている。この雪を楽しみにやって来るキャンパーたちは、大切なお客様。施設の入口付近の雪掻きは大切な任務であるが、掻いても掻いても降り続く雪に、もうウエキヒトシ状態である。
ア ホレ スイスイスーダララッタ スラスラスイスイスイ
掻いても 掻いても スーダララッタスイスイ ト キタモンダ♪・・・
 
調子が出たところで、得意の新聞ネタである。
 
とっくの昔に死語になったと思いこんでいた「飲みニケーション」に最近、復権の兆しがあるそうだ。日本再生にもからんだ動きであるのが興味深い。職場の人と仕事帰りに一杯やって人間関係を円滑にしようという飲みニケーションを会社が後押しする試みが相次いでいる。会社のフロアの一角に社員同士が飲み交わせる料亭風の個室を設け、飲食代は全額会社持ちにしてみたり、「飲みニケーション手当」を管理職に支給し、月1回は部下を飲みに連れて行くことを義務化したりする企業も現れているという。女子柔道界をめぐる指導者の暴力問題を、あえてサラリーマン社会に落とし込めば、パワハラが問題になる上司と部下の関係になる。気乗りのしない部下を無理に連れ出した酒席で、説教でも繰り返せばパワハラになるだろうが、「飲みに誘うだけでパワハラ」という極端な受け止め方も広がり、飲みニケーションはいつしか忌み嫌われるものになっていた。振り返ると高度成長期のサラリーマンたちは会社を愛した企業戦士だったが、成果主義が海外から流れ込み、年功序列が崩れると、会社と距離を置くようになった。同僚はライバルになり、仕事に追われる職場は会話が少なくなった。給料も減って飲みに行く余裕もないー。
活気が失われていった日本企業の職場の一つのイメージはこのようなものだろう。サラリーマンを対象にした産業能率大学の調査では、「職場にぎすぎすした雰囲気があるか」との問いに「どちらかといえば」も含む36%が「ある」と回答、「アフター5に誘い合う雰囲気」は72%が「ない」と答えた。だが一方で、キリン食生活文化研究所の調査では、「上司との飲酒の機会」が「必要」と答えたのは意外に多く、若年男性で47%あった。職場は淡泊になったように見えてコミュニケーションを求める空気が実は強まっているのかもしれない。
社員同士のつながりの強さが日本企業のかつての強さを支えていたとの見方もあれば、アイディアは会話の中から生まれるとの指摘もある。飲みニケーションの復権は、行き過ぎた縮み志向の反省と、揺り戻しの動きである。折しも、「アベノミクス」によって、「失われた20年」から抜け出せるのではとの期待も膨らんでいる。強い日本を取り戻すのに、飲みニケーションが一役買うときがやってきたのかもしれない。
 
「飲みニケーション」、なんともいい響きのフレーズである。飲み過ぎなければ酒は百薬の長である。人間関係が円滑になりアイディアも湧き出てくる。業績も上がり給料もアップする。
あくまでも「飲み過ぎない」ことが大前提である・・・ことは、言うまでもないが。
 
人は誰でもミスをするものだが、ミスというものはすべて初歩的なものだという。失敗から学ぶことほど、大切なものはない。学ばなかったときにだけ、失敗がほんとうの失敗になるのだ。
 
 
 
 

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
目を覚ますと雪が積もっていた。気温はマイナス6℃だが、昨日の気温がこの冬最高のマイナス16℃だったので今朝は温かく感じた。積雪は10センチほどだったが、雪掻きは欠かせない。幸い仕事が休日だったので、朝食後さっそく作業にとりかかった。積もったばかりの雪はサラサラで軽い。小鳥たちが催促するので、先ずは餌台のあるウッドデッキまでを掻き、餌を与えてから道路の雪掻きにかかる。10時頃、お茶が入りましたという妻の声で一息入れた。餌をついばむ小鳥やリスを見ているうちに再び雪となった。しばらくは降る雪と小鳥やリスを眺めながら炬燵の中でくつろいだ。足がポカポカと温もり、居眠りをしたり外を見たり、ゆったりと至福の時を過ごし、雪の止むのを待った。
 
雪掻き終了後は、ランチシェフに変身。今日はカレーうどんで、これは簡単メニュー。食後は青空が見えはじめたので3ヶ月ぶりに北軽井沢のアンザイ理髪店へ出かけた。私より5歳若い店主の誕生日は9月。Aさんの受け売りで四捨五入すると同い年だね、といつもの世間話に花をさかせていると、職場でも耳にしたうわさ話が飛び出した。それは、定かではないが、コンビニ・セーブオンの道路を挟んでの隣接地にセブンイレブンが出来るという噂があるという。店主の話では、過去に、セーブオンのオーナーにセブンイレブンに乗り換えないかという話しがあったそうな。どうやらセブンイレブンは北軽井沢に店舗が欲しいらしい。店主の話によると、現在のセーブオンは、このあたりでは一番の繁盛店だという。それにしても、この話が実現すれば、隣り合わせにコンビニが出来ることになる。
 
帰路、嬬恋村歴史資料館の隣にあるパン工房・六角堂へ行く。最近この店のあんパンと豆の入ったパンが妻のお気に入りになっている。140円と安くはないが、あんパンのあんがこれほどまでに入れなくてもと思うほどぎっしりと詰まっていて、ずっしりと重い。しかも甘さ控えめでとてもおいしいあんパンだ。そして豆入りパンは、六角堂の店主がこの店一番の看板商品にしている自慢の品で、とても美味しい。
 
温かいので道路の雪はほとんど消えているが、Pさんの山荘へと続く道路は、交通量が少ないため、まだ真っ白な状態だ。三寒四温、春の足音が聞こえ始めているようだ。
 
 
 
 

↑このページのトップヘ