北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2014年12月

今年も残り3時間を切った。なんとかこの悪い状態を今年中に断ち切りたいと、うつろな目をしながらパソコンに向かっている。27日に「ADN48」を楽しく過ごし、翌28日はいつものように働いたが、帰宅してから急に体調が悪いのに気が付いた。どうやらたちの悪い妖怪のような風邪がいつの間にかするりと体に入り込んだようだ。翌29日は運よく休日だったので一日中眠ることができたが、一日では回復せず30日31日と欠勤した。自分でも信じられないほどよく眠った。トイレと食事の時を除いてほとんど眠っていた。そんなわけでパソコンを開くのは5日ぶりか。明日も休むことになるが、まあ、この際しっかりと体調を整えて再出発したいと考えている。体調を崩すといつも弱気な自分が顔を出すが、少しずつ回復していくうちにまた強気な自分が出現する。

そんな訳で、まだ現在妖怪と格闘中という報告になったが、来年は未年、歳男としては、最高の年にしたいと考えている。多くのブロ友に支えられてここまで来たついでに、大いに飛躍したいものだ。皆さんよいお年をお迎えください。

 
 

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もう50年以上も前になるが、大学へ入り始めて目にし、興味を持ったのが人間関係論と人間工学という科目だった。そして卒業後実社会に出て数年経過した頃、ある大企業の課長が

「人間関係を深める会」という名前の飲み会を開催した。当時はその中で最年少だった私は、その課長がとてもたくましく見えた。もう記憶にはないが、豪快な人物で、最後は必ず円陣を組み肩を組んでオオツカヨウゾウの歌を歌った。そのオオツカヨウゾウ課長の真似ではないのだが、以来、人間関係を深める会をいつか開きたいと考えていた。

 

人間関係論は1924年から32年までアメリカのシカゴ郊外にあるウエスタン・エレクトリック社のホーソン工場で行われた実験と調査が始まりで、ホーソン実験またはホーソン研究と呼ばれている。ホーソン実験では工場で温度、環境、騒音などを変化させ作業する職人たちの能率がどう変わるか実験が行われたが、どんなに劣悪な環境で働かせようとも、すばらしい環境で働らかせようともあまり能率に変化がないことが発見された。この実験では常にすばらしい能率を発揮したのだった。

これを分析した結果、工場の職人たちは「自分たちは世界的な実験、ホーソン実験に参加している」という意志が能率を高めたと考えられ、作業環境より人間の意欲、人間関係という部分が能率に大きく影響することを発見した。以来、人間関係論を前提に、生産性を向上させる要因となるのは仲間との感情であり、労働意欲は自己の職務、仲間に抱いている感情により影響されるという考え方がとられるようになった。

 

「ADN48」は生産性や労働意欲などはまったく関係ない。人は生きていく上で、好むと好まざるとにかかわらず複数の人たちと何らかのかかわりを持たねばならない。

その際、すべての人と良い関係を持つことは不可能に近い。人は一人ひとり性別、身長、体重、顔かたちが違い、厄介なのはそれぞれ育った環境も違い、性格も違い、考え方も違う。しかし、多くの人々は、生きていく上で毎日関係を持つ人の数は限られている。特別の人を除いては、一日に何十人という人とかかわりを持つわけではない。そんな小さな世界の中で、毎日をより楽しく健康的に生きるには、やはり良好な人間関係の中にいることが重要な課題となる。どんな世界でも、どんな社会でも親交を深めることが人の幸せに大きく影響することは明らかだ。「同じ釜の飯を食う」間柄になれば親交は深まる。そして思いやりとなり、助け合いとなり、時には愛が生まれるかもしれない。

 

どんな職場でも、毎日気持ちよく自分の任務を遂行でき、ストレスのない生活をすることが、健康にも大きく影響するものだ。私の身近にいる人たちが、大いに良好な人間関係を持ち、

心身ともに健康に過ごせることを願い「ADN48」を開催する。

第一回は北軽井沢の「C#カフェ」、さて、どんな会になるだろう。

 

「窓から逃げた100歳老人」には、禁酒主義者は一般に世界平和を脅かす、とある。

長い間慢性の人間関係欠乏症を患ってきたが、ようやくいい仲間に恵まれた、という場面もある。人間はえてして身勝手で自分本位な動物であるが、自分を含めて、みんなそうなのだと思えるかどうかが大きな問題かもしれない。

 

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師走になってからは、朝の気温がプラスの日が3日しかない。マイナスも二桁の日が2日もあった。ほとんど毎日終日氷点下の日が続いているが、雪はあまり降らず、今のところ雪掻きで悩むことはない。今日は今年最後の買い物に出かけた。ツルヤはまだそんなに人混みもなくゆっくりと買い物ができた。

 

「窓から逃げた100歳老人」という小説を読み始めているが、単行本400ページの長編は読みごたえがあり、トルーマン、スターリン、フルシチョフ、毛沢東などの人物が登場するハチャメチャな物語に頭が変になっている。こんな小説を読んでみるのも一つの経験に違いない、と思いながら残りそろそろ後半の100ページにさしかかった。

 

買い物から帰宅したのち、私たちは23日からスウィートグラスにテントを設営し、冬のキャンプを楽しんでいるI夫妻を訪問した。妻は雪の上でのテント生活に興味があったようで中へ入るなり、目に飛び込んでくるすべてに驚いていた。Iさんの説明によると設営されているテントは、テントではなくタープだという。普通タープは屋根だけだがこのタープは壁もあるのだと話す。そのほかテーブルや自作のものを紹介しながらIさんの眼は輝きを増す。Iさんは「Kaoru君とBeet君のキャンプ日記」というブログを書いている。

 

年間50回くらいキャンプをするというI夫妻には大きな夢があり、話を聞く方も夢の中に吸い込まれていくようだ。最後に見せていただいたI夫人作のペグ入れは、肩掛けになっていてテント設営や撤収の時、ペグを次々に入れたり出したりするときにとても便利だ。

肩掛けの長さ調整もできるようになっていて、身長の違いにも対応できる。

私はぜひスウィートグラスの売店で販売させてほしいと申し出たが、私にはそんな権限はない。100歳老人の妄想が始まったな、と思わずニヤリとした場面だった。

 

I夫妻には27日の「ADN48」に出席の快諾を得ている。帰路、私は打ち合わせのために会場となる「C#カフェ」へと向かった。今日の訪問でI夫妻との人間関係は一段と進行し深まったのだった。

 

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キャンプ場では昨夜一足早いクリスマスパーティーがあった。午後から降り始めた雪は、夕方近くになって大粒の雪。あたり一面白一色のなかに降る雪はまさにホワイトクリスマスにふさわしいが、帰宅困難にならないよう私はそれどころではなかった。家に着く頃には雪は雨に変わり、今朝は雪がガチガチに凍りつくという最悪の状態だった。

そして、コンビニの広い駐車場は状態の悪いスケートリンクのようだった。

キャンプ場の宿泊施設はすべて埋まり、雪の上にはいろいろなテントが設営されている。

場内の道路で少しでも傾斜がある場所は、子供たちの格好の遊び場になり、そりで滑って遊ぶ子供たちの歓声がにぎやかに響く。写真やビデオを撮る若いお父さんたちの笑顔も輝いている。

 

一年を通して30回以上も来場するという常連客の方から、私たちスタッフに嬉しいプレゼントがあった。手作りのクッキーには次のようなメッセージがあった。

 

清掃スタッフのみなさま

今年も沢山お世話になりました。

雨の日も風の日も雪の日も、暑い日も寒い日も

場内をとってもキレイにしていただいているおかげで

気持ちよく過ごさせていただいています。

来年もよろしくお願いします。

 

今年も残り少なくなった。一人ひとり、それぞれのクリスマスがある。

すべての人が楽しいクリスマスを過ごすとは限らないが、その時その時をかみしめて

生きていかなければならない。一人でも多くの人が楽しいクリスマスを迎えてほしいと願っている。

 
 

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今月の始めに2日欠勤したため3連休になったが、この度もまた3連休になった。しかし、最初の日は雪掻きで身体を動かし、2日目も雪掻きと買い物。3日目の今日は、西側のウッドデッキまでの雪掻きを終え、デッキの上も掻いた。気温は低いが太陽の光がありがたい。実際の気温よりも体感温度は高く、気持ちいい。100mほど離れた西隣にある別荘のカラマツが最近倒されたのでそちらの方角は木々の間から空の面積が広がった。

ことのついでに空になった薪スタンドに、階段下と床下開口部に並べていた薪を運んでいっぱいにした。薪は、やはり薪スタンドで風にさらした方がよく乾く。したがって、今日もよく身体を動かすことができた。

 

もうかれこれ3年くらい前になるが、ブログ仲間と会っているうちに「浅間高原の大自然に抱かれて人生を楽しむ会」というちょっと長い名前の会をつくった。名前が長すぎるからということだと思うが、駄洒落名人の一人がそれを「ADJ48」と略してしまった。48という数字は集まる仲間たちの平均年齢だというが、確かめたことはない。

そしてこの度、仕事仲間を誘って「浅間高原の大自然に抱かれて人間関係を深める会」を勝手につくった。参加する13名の年齢を想像も含めて計算してみると、それが見事に48になることがわかった。(71、60、62、68、65、50、30、37、32、27、25、67、25)駄洒落名人にならってこの会も「ADN48」とし、「エイ・ディー・エヌ・フォーティエイト」と呼ぼう。

 

明日はスウィートグラスでクリスマスパーティーが開催される。イベントハウスでのパーティーには100人を超える申し込みがあったという。文字通りのホワイトクリスマスが盛会であることを願っている。

 
 

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