北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2015年05月

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6月最後の日、いつものように緑のトンネルを駆け抜けて出勤した。土曜日とあってスウィートグラスにはたくさんのテントの花が咲いていた。5月は、土曜日に運動会があり、月曜日が振り替え休日になる学校が多いと聞く。そのため日曜日も宿泊客が多く、私たちは忙しい日々を過ごしているが、仕事場が自然いっぱいの場所なので、休憩のときなどに写真を撮ることが多い。スウィートグラスに隣接するレタス畑では、最初に植えられた苗がだいぶ成長している。レタス畑と森と空、この時期の風景がいい。

オシギッパの森で母娘の乗るブランコがゆっくりと動いているのを見た。揺られながら何かを話しているに違いない。ブランコの下に見える母娘の足が幸せそうに前後するのをしばらく眺めていた。同じ気分に浸りながら場内を歩いていると、ナナカマドの白い花が咲いていた。

 
 

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最近、ブログでお近づきになった人がいる。その方が、つるなしインゲンに「さつきみどり2号」があるが、なぜ2号なのかとという疑問を抱かれた。
私は、「さつきみどり」と聞いては黙っていられなくなり、さっそく、シャーロックホームズに調査を依頼したが、ホームズは藤井青銅という作家・エッセイスト・脚本家の書いたものを紹介してくれた。それは、以下のような文である。
 
インゲンといえば「さつきみどり」である。なにしろ、二号さんまでいるのだ。・・・と書いていて、果たしてこのネタがあとどのくらい持つのかと、ふと不安になってきた。

今や、「かまきり夫人・五月みどり」サンを知らない世代がどんどん増えているからなぁ。
「さつきみどり」というのは、野菜の名前界の「鉄板ネタ」だったのだが、さすがに時のうつろいと共にその威力が衰えて来ている。

 
種苗メーカーは、同種のイメージを持つ新品種、たとえば「すぎもとあやか」とか、「かのうしまい3号」なんて名前のインゲン開発が急務だと思う。
ぜひ考えてもらいたい。
 
(中略)
 
インゲンには、「ナイスショット」「スーパーショット」「ストライク」・・・と、なぜかスポーツ色の強い名前がある。
こうして見ると、「パラレル」というのは並行のことだが、スキーを連想してしまうし、「ドルフィン」はイルカのことだが、バタフライのドルフィンキックを連想する。
 
さらに、こういうのもあるのだ。「フィルダー」「オマリー」

これって、阪神タイガースの助っ人外国人選手名じゃないのか?
偶然の一致だろうか?
いや、品種名の登録時期と両選手の阪神在籍時期を見てみると

         阪神タイガース在籍       品種名登録年
フィルダー  1989年              1991年
オマリー   1991~1994年         1993年

あやしい
この種苗メーカーが関西なのも、さらにあやしい。
だが、なによりも不思議なのは、この二人があって、なぜバースがないのか?ということだ。

種苗メーカーは、阪神ファンのため、新品種名「バース」、あるいは「アニキ」なんて名前のインゲン開発が急務だと思う。
ぜひ考えてもらいたい。
ま、「グリーンウェル」、「メンチ」なんて品種は、開発しなくてもいいと思うけど。

 
というわけで、何のことはない。「さつきみどり」があって、その後に「さつきみどり2号」ができたということらしい。
それよりも、もっと面白いのは、つるなしインゲンに「さつきみどり」という品種があり、小松菜に「小松みどり」があるという。
そして、私は、その小松みどりとステージでデュエットをした経験がある。
以来、私は、ほうれん草よりも小松菜が好きになった・・・という全然関係ないお話。
シャーロックホームズ君、ゴクロウサン!
 
 

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軽井沢のツルヤへ買い物に行った。先日飲んだ「東京ブラック」という黒ビールを一口飲んだ妻が「これ、美味しい」と言った。昔から何故か黒ビールだけはいつも旨いという。

しかし、ツルヤには「東京ブラック」はなかった。東京でしか手に入らないのだろうか?

しかたなく、「軽井沢高原ビール ナショナルトラスト」を買ったが、このビールの売り上げの一部は、「軽井沢ナショナルトラスト」を通じて、軽井沢の自然環境・歴史的遺産の調査・保全に使われています、と書かれてあった。だが、妻はやはり「東京ブラック」の方がうまいという。

軽井沢高原ビールは以前から目についていたが、これもヤッホーブルーイングがつくっていたとは知らなかった。

そして、私の飲んだビールは「インドの青鬼」。ビールファンにはたまらない味。

ビール党の方は、ぜひ試してもらいたい一品である。

 

さて、白い花の話だが、国道144号まで下ると標高は800mになる。ここからは350mも低い。私の住む近くでは見られない「ニセアカシア」がたくさん咲いている。

アカシアの蜂蜜がこの地でとれることがうなずける風景だ。

そしてもう一つ、ミズキの白い花があちらこちらでその存在感を強調するかのように咲き誇っている。車中から遠目に見るとヤマボウシと間違えるが、近くで見ると明らかになる。

ミズキの名は、早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから由来しているらしい。

 

五文路から大前へ出る村道を走っていると、妻の好きな「カンボク」の白い花が咲いていたが、名も知らぬ小さな白い花もあった。止まって写真をとっていると妻は「卯の花」だという。

 

卯の花の、匂う垣根に

ホトトギス、早も来鳴きて

忍び音もらす、夏は来ぬ

 

子供の頃を思い出す懐かしい歌だが、そのころはホトトギスの鳴き声など知らなかった。

 
 

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通勤路は緑の中を走る。

改めて写真を見ても素晴らしい。

毎日心ウキウキ通勤している。

まさにグリーントンネル街道である。

明日からは2連休。

今宵は「東京ブラック」を飲んだ。

 

そうそう、「水曜日のネコ」の記事で、なぜ水曜日なのかという質問があった。

問い合わせたところ、メーカーは、以下のように回答してきた。

 

「水曜日のネコ」は、
週の真ん中の水曜日、ふっと心をゆるめてもらいたい。
自宅でのんびり羽をのばして飲む時のご褒美ビールであってほしい。
との想いを込めて造られた商品でございます。
ですので、商品名を「水曜日のネコ」にいたしました。

 
 

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今年で28回目となる「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10発表があった。
大賞は、「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」
昨年流行した「壁ドン」や「妖怪ウォッチ」関連では、
「妖怪か ヨー出る ヨー出る 妻の愚痴」が第3位
「壁ドンを 妻にやったら 平手打ち」が第4位
 
私が面白いと思ったのは、第5位の
記念日に 
「今日は何の日?」
「燃えるゴミ!!」
 
オレオレと
アレアレ増える
高齢化
 
北軽井沢スウィートグラスのオシギッパの森を歩いていくと、ジェロニモの滝の手前に「瞑想小屋」がある。ここの階段をよじ登り、小屋の中で瞑想するのもいい。
朝早く訪れると、今ならたくさんの鳥の声をきくことができるだろう。
 
白い花、次はどうやら「ヤマボウシ」の登場になりそうだ。
これも白い花だが、ティピテントのそばにあるアキグミが満開の花をつけた。
今年はたくさんの実をつけるに違いない。
 
若いスタッフ夫婦が、生後4か月になる双子の赤ちゃんを見せにきた。
赤ちゃんの名前は、「すみれ」と「ひまわり」。
8月に生まれる予定の孫は、なんという名になるのだろう。
 
今日は月曜日だが、飲んだビールは、ヤッホーブルーイングのエールビール。
その名は「水曜日のネコ」
 


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