





オシギッパの森でフデリンドウを見つけた。フデリンドウのことは、春になると毎年書いているような気がする。高さは10センチもなく注視していないと見過ごしてしまうほど。青紫色の花は、茎の上部に1~10数個上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き、曇空、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。家人が一輪挿しにさしている花は蕾だが、日に当てると開くのだろうか?私の家の近くでは群れを成して出てくる場所もある。たまに白い花を見つけることがあるが、幼い頃四つ葉のクローバーを探した思い出が頭をよぎる。ここではそれほどに白い花は珍しい。
可憐なこの小さな花は、はっとするような美しさがあり、一輪だけポツンと咲いている花を見ると、どこか寂しそうにも見えて、つい声をかけたくなる。
しばらくはフデリンドウを探す日が続く。私の春の楽しみの一つだ。
スウィートグラス、満点星屑キャビンの近くで土筆を発見した。仲間に土筆を食べた話をすると、誰もそんなものは食べないという。堅くて食べられないというが、私は家人の料理で何度も食べた経験がある。決して堅くはなかったが、今日は多勢に無勢、引っ込むしかなかった。悔しいので何とか仇を打ちたいと思っているが、まあ情緒のない奴らを相手にしても仕方ないと思いなおしているが・・・。