北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2018年06月

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65歳で移住生活という新しい人生を選択して10年が経った。前立腺肥大症の手術を受け、今度は白内障の手術をすることになった。75歳は体力的には以前より落ちていることは否めない。生活していくうちに、いろいろなことも起こるが、私の場合、それはワクワクするようなことが多い。移住生活で生まれ変わり、まったく新しい人生を歩んでいるが、やっと10年となったばかり、まだまだ10歳は若い。まだまだ学ぶことが山ほどある。

 

今こそ、改めて思い起こす言葉はサミュエル・ウルマン。

 

人は自らの信念とともに若く

自らが抱く疑いとともに老いる

 

人は自信とともに若く

自らが抱く恐れとともに老いる

 

人は希望とともに若く

自らが抱く絶望とともに老いる

 

年月は皮膚にしわを寄せるが

情熱を捨てれば魂にしわが寄る

 

劇的に早い梅雨明けの後だというのに

一時間に80mm以上の猛烈な雨が降るという予測の知らせがあり、

猛烈な落雷音に、新たな勇気がメラメラと湧き上がってきた。

まさに、青春とは心の若さに違いないのである!

 
 
 

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御代田中央記念病院眼科へ行った。六里ヶ原で浅間山と空を見て、ひょっとしたら梅雨明けかな、とふと思ったが、的中した。まさかの6月の梅雨明けだった。歳を重ねていくうちにいろいろなことが起こる。経験したことがない歴史的な経験をするものだ。

身体の健康状態も様々な不具合が生じてくる。家人を担当してくれている眼科の先生は、飛蚊症の原因が悪い病気ではないことを知らせてくれたが、右目は白内障だという。どうも右目の方が霞んで見えにくいと思っていた。

「手術をすれば明かるくなりますよ、よく見えるようになり、飛蚊症の影も今より良く見えるかもしれませんが・・・」

「先生、手術、お願いします」

「え、オクサンに相談しなくていいのですか?」

「ハイ、大丈夫です、お願いします」

「じゃあ、8月13日でどうですか?」

「8月13日?ダメデス、お盆は仕事が忙しくて・・・」

「キャンプ場で働いていますので」

「キャンプ場?お盆はおはかまいりでしょ?キャンプする人がいるのですか?」

「先生、今時、墓参りよりキャンプ、超満員の盛況ですよ」

「なんとか7月にできませんか?自動車の免許更新もあるし・・・」

「免許更新は、片目でも大丈夫ですよ・・・」

先生との問答は楽しかった。結局、7月31日に手術日が決まった。この病院の方針で二泊三日の入院となる。週に二回ある手術日での入院を金土日か火水木かを選ぶのに即火水木を選ぶ私に、その判断の速さに驚く先生も決断が早い。7月21日に手術前検査を受けることになった。眼の手術は予想していなかったが、また新しい経験となるだろう。

 

帰宅して、久しぶりにつつじの湯へ行った。黄昏時、キャベツ畑から見える風景は、まさに梅雨明けそのものだった。

ここのところ広島カープは、阪神・巨人を叩いて6連勝と調子がいいのに、スポーツ新聞の一面はサッカーばかり、ちょっと不満な報道にいらいらしても仕方ないだろう。

7月の初めから屋根の修理工事に着手する我が家、早い梅雨明けは実にラッキーである。

 
 

 

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一週間ほど前から飛蚊症と思われる症状が右目に表れた。最初は眼鏡が汚れているのかと思い、何度も眼鏡のせいにして眼鏡掃除をしていたがどうもそうではないと分かった。

職場でK君に話すと、彼も同じような症状があり、「それは治らないよ」とあっさり言う。もう一人のK君も「俺は両目だよ」と言って彼も治らないという。

 

ネットで調べてみると

飛蚊症とは、黒い蚊やゴミのような物体が見える状態です。眼を動かす動作と一緒にふわっと動き、白い壁を見ているときや青空を見たときに自覚されることがあります。

加齢ともに生理的な自然現象として認めることがほとんどです。しかし、網膜剥離や硝子体出血、ぶどう膜炎といった眼の病気に関連して症状が現れることもあります。

生理的な飛蚊症の場合は、特に治療することはありません。病的な飛蚊症の場合は、何かしらの治療が必要です。両者を明確に区別して治療方針を決定するためには、飛蚊症が出現したら眼科受診をすることが大切です。

家人が通院している御代田中央記念病院の眼科へ電話をしてみた。初診は予約できないというので明日行ってみることにした。年齢を重ねてくるといろいろと問題が起こるものだ。しかし、眼は大切、とりあえず眼科を受診することが必要だろう。

買い物を今日に変更して雨の中、軽井沢ツルヤへ出かけた。3時過ぎから雨が止んだので徒歩でホテル1130の鬼押し温泉へ。帰路遠くの空は明るくなってきた。

明日は長い待ち時間、読書となるだろう。

 

 

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週の中ほどの水曜日は比較的来場者も少ないが、それでも17組の宿泊客があり、そこそこの仕事はある。今にも降り出しそうな曇り空だったが、結局雨は降らなかった。
午後から皮むき作業をしていると、近くの牧草地で聞きなれない音がしたので、もしや、と思って見に行ってみた。すると思った通り、丸く作られた牧草ロールに白いビニールをぐるぐる巻いているところだった。しかも最後の一個が巻き終わるところだった。いつも結果しか見ていなかったが、やっとその作業を見ることができた。機械さえ使えれば一人でできる作業。でもかなりの熟練も必要なのだろう。刈り取られた牧草の匂いは昨日ほど強くはなかった。私にとっての週末となる水曜日は静かに終わった。
すっかり片付いた牧草地も、次の種がまかれるだろう。変化する牧草地の様子も楽しい。
 
昨日のブルーのシモツケらしき花は、シモツケではなかった。よく見ると葉が全然違っていた。どうやらヤマアジサイの仲間らしい。植物は難しい。

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だいぶ前からシモツケが咲き始めている。調べてみるとこのシモツケという名は、下野国(しもつけのくに)現在の栃木県に産したことから付けられたという。成木の樹高は1mほどで、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。

スウィートグラスにも管理棟の近くに咲いているが、BBQハウスの近くに薄いブルーの花を見つけた。説明書きには、ピンクと白とあるのでこのブルーはとても珍しいのではないかと思っている。

 

都会では35度を超えたところもあるという今日は、さすがにここでも暑かった。

帰路、駐車場を出てすぐ右側にある牧草地の牧草が刈り倒され、牧草ロールが作られていた。刈り取られた牧草が日に照らされてしおれていく時、独特の枯草の匂いがする。

私はこの匂いが好きだ。この匂いを吸い込むだけでどんな病気も治るのでは?と思ったこともある。昔から薬草というのがあって、病気を治すために利用されていたと聞くが、ここにもまた自然の不思議が潜んでいる。刈り取られた牧草のなかに佇んでいると何故か心がほんわかしてくる。私が少し変になったのか?まあ、それでもいいが、なんと言っても自然は素晴らしい。

 
 

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