北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2018年11月

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予報が外れ今日の雪はなかった。ついに11月の初雪はないことになる。

私は2012年から雪の記録をとっているが、14年に一度12月5日の初雪があったが、それ以外の年はすべて11月に初雪が降っている。

今年も初雪は12月となるが、はたして雪はいつ降るのやら?

 

雪どころか快晴の天気となった今朝は、代車に乗ってツルヤへ買い物。

午後は雪ならできなかったデッキ床の塗装作業、床下開口部を塞ぐ作業の後、車検を完了した愛車ビートルの引き取りに向かったが、途中つつじの湯でお風呂タイム。

二日間のお休みも結構忙しく過ごした。やることは山ほどあるが、顧客から催促があるわけでもなく、ストレスにはならない。薪割りの仕事がなくなっても忙しい日々は続く。

11月も終わった。いよいよ最後のカレンダーが現れた。来年の1月は5日が土曜日なので、大方の企業は7日の月曜日から始動することだろう。

スウィートグラスは逆に7日から10日までの4日間がクローズとなり、ワンテンポ遅いお正月休みとなる予定だ。

世の中では、いろいろな事件やニュースがあり、さまざまな話題で毎日持ちきりだが、私はほとんどテレビを見ないので詳しいことはわからない(笑)

インターネットで時々気になる記事を読むのだが、政治のからむ記事や殺人事件などは見ないようにしている。なるべく体の毒になるようなものは見たり聞いたりしないほうがいい。

脳科学者・茂木健一郎が英語で書いた「IKIGAI」の翻訳書がある。

世界が注目する長寿の秘訣「生きがい」に脳科学者が迫る。といううたい文句に釣られて買った本だがなかなか面白そうだ。今日から読み始めている。

 
 

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予約していた車検を受けるため上田に出向いた。パノラマラインに入るとすぐに浅間山の冠雪を確認、思わずうれしくなって車を止めた。浅間山は逆光で見えにくいが、ほとんど裾野まで雪が確認できた。そして、振り向けば四阿山も草津白根山も雪が確認できた。

これで平地にも雪が来るぞと思ったら、先ほどの予報に明日の朝から雪マークがついた。

今度こそ間違いなく雪になるかもしれない。明日は買い物とデッキの塗装を予定していたので雪はありがたくないが、こればかりは自然現象、自然に従うほかない。

 

午後からは近くに住むFさんから招待されていたランチへ二人そろって出かけた。

F夫妻は私たちより2年遅れて定住されているが、二人そろって畑仕事を楽しんでいらっしゃる。ご主人は当初から蕎麦を栽培して蕎麦打ちをされる。今年で9年になり、来年は10年目となるので、来年まではやるけれど。その後は体力の問題もあってわからないと話す。私たちとの交際もいつの間にか9年が過ぎていくことになるが、お互いにつかず離れずの交際で長く続いている。プリンスランドは不思議な地形で、車で行くとぐるっと回って随分距離があるが、県道から入るコースで行くと徒歩5分くらいで行ける。

歩いて行くというと、家人はお酒を飲むからでしょ、と言って睨むがなんとかかんとか徒歩で行くことになった。新蕎麦といい夫人の料理と言いいつもながら感心させられるのであるが、私は何よりも蕎麦焼酎の蕎麦湯割が珍しく、美味しくいただき上機嫌となった。

いつものように少々しゃべりすぎた感はある(笑)まあFご夫妻が聞き上手ということもあって、楽しいひと時を過ごさせていただいた。

ということだが、話と料理と酒のせいで写真は一枚もない(笑)

さて、明日の朝、はたして雪が降るのだろうか?

 

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今日も塗装作業。今日の塗装はフォレストキャビンの階段。もう一人の同僚と二人で4棟、同僚は午前中だけで退社するので午後からは一人になる。4時半までに何とか完了した。ここでの塗装作業、いつの間にか優先的に?私に回ってくる(笑)

ここでの塗装作業のおかげで家のメンテナンスも自分でできるようになった。

感謝しなければならないが・・・。正面入り口の看板装飾も出来上がりつつある。

ホワイトシーズン限定で登場するキャビン「コロモックの家」はクレーンを積んだ大きなトラックで運ばれ、無事設置されたようだ。

スウィートグラスはホワイトとシーズンに向けて急ピッチに変身している。

明日の休日は愛車を車検に出すため上田まで行くことになっている。

11年目の車検だが走行キロはまだ10万キロちょっと、まだ10年は乗れそうだ。

今日も楽しく働き、程よい疲労感に喉を通り過ぎる茶系の液体が、なんとも美味いのであった。




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お客のいないスウィートグラスで一日、私は施設の塗装の仕事に従事した。

何も考えず、ただひたすら塗装の仕事に没頭したが、きれいになっていく階段や床は、私が塗装したために変化していく。しかし、この階段を上り下りする人々は、これを私が塗装したことなど知る余地もない。だが私は、この階段を上り下りする人々が楽しそうに過ごしている姿を想像できる。今日は拍子抜けするような暖かさだった。

心地よい疲労感を抱きながら仕事場を去る。ホテル1130の鬼押し温泉では、「お風呂友達」たちが声を掛け合う。それぞれの今日の出来事を話す。なんと素晴らしい充実した日であろうか。こんな日がいつまで続くのか私にはわからない。

ガイドの楽しみもあり、アスパラ参加も決まったので勉強しなくてはならないことが山積みだ。

不安はないが、いったい、いつまでこの楽しみが続くのかとふっと思うことはある。

夕暮れ時の浅間山にはまだ雪はない。

 

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22日に孫が来た時、ケラ池スケートリンクへ行った。あらかじめ調べてきた娘夫婦は、孫に初スケートを経験させるつもりだったようだ。中軽井沢には、軽井沢星野エリアと呼ばれる場所があり、星野リゾート関連のさまざまな施設が点在しているが、自然観察ツアーを経験できる「ピッキオ」があり、そのすぐ前がケラ池になっている。今は人工で凍らせた池だが真冬にはその奥の部分まで自然に凍るらしい。

3歳の孫が履いたスケート靴は2枚刃になっていて小さな子供でも氷の上に立ちやすくなっている。その昔、私の息子が4~5歳の頃、スケートに連れて行ったことがあるが、その時言った息子の言葉を思い出した。どうしても上手く氷の上に立てない息子は「線が2本あればいいのに」と言ったものだった。それが現在では実際に登場したのに驚いた。

恐れを知らない3歳の孫は、そのスケート靴でちょこちょこと氷の上を歩いていた。

まったく、何でもありの世の中となったものだ。

この場所は、知っていたが訪れるのは初めてだった私は、待合の場所で「森のいろいろ事情がありまして」という本に一目ぼれして買ってしまった。

ここでは野鳥観察や、空飛ぶムササビウオッチングなどが楽しめる。子供教育にはとても適した場所である。

 

スウィートグラスは今日から29日までクローズとなり、ホワイトシーズンへ向けての準備に入った。お客のいないスウィートグラスは何だかぬけがらのようで淋しい。

このブログも訪問者がもう少しで58万になるが、やっと人気度が星3つになった。

 
 

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