北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2019年11月

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マイナス4度の朝、昨夜の雪は結局うっすらと白くなった程度だった。

しかし、初積雪には違いないだろう。

ランチシェフは「親子丼」だったが、やっと合格が出た!

最後の、といた卵を投入するタイミングと終了するタイミングがほぼ分かった(笑)

 

午後からはガイドの会のガイド研修会に出席した。このために今日は仕事を休ませてもらったのだった。

今日の勉強は「浅間園スカイロックトレイルの地質」だ。

日本大学文理学部教授の高橋正樹氏の話を聞くのは二回目だ。

浅間山の火山活動には、未だに解明されていないことが多く、「吾妻火砕流の不思議」には

興味を持った。また小浅間山は溶岩ドームで、溶岩ドームとは、火山から粘土の高い水飴状の溶岩が押し出されてできた、ほぼドーム状の地形のこと。ということを知った。

上空から見るとほぼ円形に見え、地上からは土饅頭あるいは円墳のような外観をした隆起。まったく小浅間はそのように見える。地質学も何万年も前のことをよく調べるものだと感心する。まったくの素人でも、何度となく同じような話を聞いているうちに、にわか学者になるから危険きわまりない(笑)

 

気持ちいい快晴の景色に柿の実が残されている木を見つけた。その遠くに見える山は、浅間隠し山だ。いよいよ明日から12月、寒い冬に突入した。

 

 

 

 


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寒空の中、11月最後の買い物に出かけた。今朝の気温はマイナス6℃。

気温はほとんど上がらない予報に、完璧に真冬の服装となった。

ツルヤで二度上峠夫妻と会って、まだまだ秋のような服装に気づいて、ついつい

北極から来ました、と言ってしまった(笑)案の定、靴下は何枚ですかと聞かれ、

まだ二枚とキッパリ!この方と会うと、暖かい気分になる。一枚減らせばよかったと後悔した(笑)

 

プリンスランドの池には、多くの鴨たちがやってきていた。やがてこの池も凍り付くことになるが、

ひと時の羽休めか?

管理事務所には、除雪車も準備万端待機していた。

今、外に出てみると、雪は止んでいたが黒いアスファルト道路は真っ白になっていた。

明日の朝までどれだけ降るだろうか?まさか、まだ雪掻きはごめんだ。

12月がそこまで来た。気を引き締めなければ・・・・






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3日ぶりに自宅へ帰った。白内障左目の手術は無事終わり、明らかに眼鏡が合わないほど見えるようになった。手術用の服を着て手術用の椅子に深く腰掛けると、その椅子は大きく後ろに倒れ、そこに先生がいるという構図だ。しっかりと目を開けてその上に見える3つの明かりを見ているだけでいい。抗生物質の点滴を腕から入れながら、もう一方の腕には血圧計がつけられている。指の先にも洗濯ばさみのお化けがつけられた。

見えるのはギラギラ光る明かりだけで、麻酔がかかっているため痛くはない。私はただひたすら数を数える。ちょうど、ピィ、ピィ、ピィと、一秒刻みの音が聞こえる。

10分は数えたと思う。まあだいたい15分程度で手術は終わった。椅子が動いて起こされたので終わったのですか?と聞く、(だいたいは先に先生が終わりましたと先に言うはずだけれど?)。「ハイ終わりましたお疲れ様です」という先生の声が後だった(笑)

相変わらず口が早いと、我ながら思ったものだ。

 

手術は26日だったが、入院は25日の午後。ちょうどその日は会社の忘年会。

夜になって、例の意地悪な同僚から写真入りのlineが届く、いかにも旨そうな料理と酒を飲みながらニコッと笑っているスタッフの写真である。私はすぐにその日の病院食の写真を送って、「こっちは、こんな豪華な御馳走だよ、どうだ!」と返したが、こちらの負けは目に見えていた(笑)

中国の歴史書などに「忘年之交」(ぼうねんのまじわり)という四字熟語があるそうな。

自分が老いたのも忘れ、学識や才能のある若者と付き合う楽しみを表した言葉らしい。

「その年の苦労を忘れること」を指す「忘年」は日本固有の用例だという。

酒は、またの名を「忘憂の物」という。忘れてしまいたい憂いの多かった一年を、飲んで過去に流す。世につれ人につれ、「年忘れ」のありようも捉え方も変わってゆくのは仕方ないが、世代を問わぬ年の瀬の「忘年之交」は簡単にすたれてほしくない習慣である。

私の欠席した忘年会は、さぞ平和に終わったであろうことは、すぐに想像できるから、悔しいったらありゃしない!

 

手術後私は、佐久のソフトバンクショップへ走った。あの同僚に先を越されたiPhoneの新型を注文したのだ。彼はiPhone11、私はご想像通りiPhone11Pro。こんなことで胸がすっと収まる、まあ単純な人間に違いないのだ(笑)

帰路、御代田から見えた浅間山は雲の向こうに雪が確認できた。急いで車を走らせ鬼押しハイウエイへ着くと、案の定浅間山は雪を被っていた。もう少し遅れると雲に隠れるところだった。時間は午後二時、気温はマイナス1℃だった。今夜から明日朝にかけて、長時間マイナス4~5℃が続く。今夜は今年初の水道管凍結防止のスイッチを入れる。

 

 


今日午後から入院します。
スマフォでブログアップの方法がわからない。
病院でいろいろチャレンジしてみますが、記事がアップできない可能性があります。
ヤフーの時はできたのに、残念!
フェイスブックには、アップできそうです。
ご覧ください。

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11月も残り少なくなってきた。

今朝はプラス8℃と異常に高い気温だった。雨はやみ午後から晴となった。

今年最後となるソフトクリームを去っていく若いアルバイトの二人と楽しんだ。

二泊三日で滞在していた娘家族も帰って行った。

 

明日から4日間スウィートグラスはクローズとなり、今月末からいよいよホワイトシーズンの始まりだ。クリスマスリース作りなど急ピッチで年末の作業が始まっている。

私は明日、白内障左目の手術のため入院する。3泊4日絶好の休養日となる。

いろいろと考える良い機会となるだろう。

ここで時折見る夕焼けはとても衝撃的だ。今日の退勤時ハッとするような夕焼けに出会った。

虹と同じように何か良い予感がする。

 

 


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