北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「最後は緑豊かな自然の中で心豊かに暮らしたい」という妻に従う形で移住生活を始めた場所は、活火山浅間山北麓に位置する標高1100mを超える厳寒の地。 北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場で働きながら最後の人生を謳歌している。一人の老人が経験する出来事をそのまま書き記していきたい。

2021年01月

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午後からウオーキングに出発。あたり一面の雪で眩しいのでサングラスをかけた。

足もとが悪いので下を見て歩くことが多くなる。動物の足跡がいたるところに見られる。

かなりの数がいるのだろう、と想像しながら進む。いつもの赤松がある場所で今日もエビフライがあった。ここは確実にリスのえさ場に違いない。

おもちゃ王国もホテルグリーンプラザも人気はない。予定通り4月中旬から営業できることを祈るばかり。

しかし雪景色はいい。歩きにくいけれど誰か歩いた形跡がある。人間の足跡と動物の足跡が並行して続いているのは犬の散歩だろう。野生動物の足跡は、道路ではなく別荘敷地内にあるものがしっかりよくわかる。

わが家の屋根からもうちょっとで雪が落ちそうになって屋根からぶら下がっている。

ウオーキングは1時間40分、1万歩。

 

つつじの湯へ行った。相変わらず景色が美しい。







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一日中氷点下という寒い一日だったが、考えるところがあって書き物をしている。

玄関のドアも開けず、一日中室内で過ごした。腰の塩梅はだいぶ良くなったが、今日も筋力体操は自粛した。ジシュクをこう言うときも使っていいのか?(笑)

書き物をしながら、息詰まったら本を読む。

あと50ページ読み残していた「ホモ・デウス下巻」を一気に読み、その勢いで「21Lessons」へと突き進んだ。そして書き物に戻ったが、今日はどうもこれ以上書き進めない。こういうときにはやめといたほうがいい、一晩寝ればまたいい知恵も出るだろう。

 

ランチの時、外のウッドデッキに動物の足跡を発見した。今日の写真はその二枚だけ。

よく見るとどうやらウサギの足跡のようだ。新しく2センチほど積もった雪上にある足跡は、様々な想像を呼び出して思いは巡るものだ。例えば、ウサギは白いうさぎか?ここには黒いうさぎはいないのか?家の中から窓越しに足跡をたどってみると、南側の道路上にある足跡で二匹いたという気配もある。ウサギは二匹ではなく二羽だった(笑)

コロナと緊急試合宣言のせいでスウィートグラスの来場者は激減しているが、宣言がひと月延びるという情報もある。やれやれ・・・





 


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今朝はマイナス6、新たに4~5センチの雪が積もっていた。

決して雪掻きのせいではないが、時折やって来る腰痛に昨日から筋トレを休んでいる。

しかし、たとえ5センチでも雪掻きは必須。今日の雪はふわふわと軽い雪なので、片手でも押せる(笑)道路と車庫だけ掻いて20分。

あまり強い風が吹かないことを祈りつつ、つつじの湯へと向かった。

道路も畑も山もすべて真っ白の中を進む爽快さはこたえられない。

時折吹く風に畑に積もった雪が舞う。舞うというより飛び散るという感じ。

私の車は4輪駆動ではないのでカーブのたびにシフトダウンしてブレーキは使用しない。

白い道路を白い景色の中に吸い込まれるように進む。

あまり風が強くなるようだと、カラスの行水で帰るつもりだったが、それほど強い風ではなかったので、あっさり切り替えて岩盤浴でお昼寝40分(笑)

夕方早い時間から気温は氷点下7となり、結局今日の最高気温はマイナス5

今夜から明日にかけて気温はぐっと下がる予報だ。

娘家族から寒中見舞いが届いた。5歳になった孫も来年はいよいよ一年生になる。

 

 




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第一生命・恒例のサラリーマン川柳の入選作100句の発表があった。

こういうのは罪がなくていい。いつも楽しんでいる。

私の気に入った句を例によって披露する。

 

コロナ禍が 程よく上司を ディスタンス

 

ソロキャンプ そもそも毎日 ソロライフ

 

自粛中 見えた夫の 定年後

 

会社へは 来るなと上司 行けと妻

 

グータッチ 妻は私に ノータッチ

 

あなたとは 要請なくても ディスタンス

 

どこにある ステイホームで 俺の場所

 

だいたいが亭主の愚痴が多い(笑)

 

先ほど、あるご婦人からラインでシルバー川柳が届いたので気に入ったのを紹介する

 

「先寝るぞ」 「安らかにね」と返す妻

 

老いるとは 増える薬と減る記憶

 

「マイナンバー」「ナンマイダー」と聞き違え

 

本性が出るというから ボケられぬ

 

子は巣立ち 夫は旅立ち 今青春

 

白内障 術後ビックリ シワとシミ

 

期限切れ 犬にやらずに オレに出す

暑いのでリモコン入れると テレビつく

 

川柳と言うのはなかなか楽しいものだが、いざ作れと言われるとなかなか難しい。

 

今日はつつじの湯がお休みなので、軽井沢千ヶ滝温泉へ行った。

通常1200円だが、メンバーカードを見せると500円になる。

嬬恋村では100円だが、まあ500円なら行ってみる気になる(笑)

駐車場から長い通路を通って階段を降りると温泉の入り口がある。

お湯は透明で、客はここでも爺が数名だけ(笑)

私はいつも露天風呂に入るが、今日は雪が降ってきたので岩風呂ではなく屋根のあるタイル張りの方を利用した。大きな湯船に一人だけ、外の雪を見ながら考えることもなく、ただぼーっとしていたらすぐ近くの松の枝に鳥が飛んできた。

ちょっと話しかけたら、すぐに飛び去ってしまった。

何とも穏やかな心になれるひと時だ。

 

 

 

 

 


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新型コロナウイルスの話は出来るだけ避けてきたが、緊急事態宣言が発せられてからも感染拡大は収まる様子がない。標高1100を超える浅間高原にもひたひたと迫ってきている。ほとんど人と接しない毎日は変わりないが、何とも気になるコロナである。

 

今朝の気温は0、快晴。気持ちのいい朝だった。

木々や屋根の上の雪はどんどん解けている。

シャーベット状になった道路は、三度目の除雪車が修正してくれた。

浅間高原の空は、相変わらず美しいブルーで、白い雪や白い雲との共演が心を打つ。

凛として立つ山々は、コロナを知らないのだろう。

金曜日の天気が悪そうなので、買い物は明日行くことになった。

最後の写真は今夜の夕食、日本酒を少々飲んだ。

 



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