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高気圧と高気圧がせめぎ合って大気の状態が不安定になるという。さっぱり分からないが、南から湿った空気が押し寄せているが、北からは寒気が流れ込んでいるらしい。天気だと思っていても急に暗くなり雷がなる。ざーっと雨を降らすことが多い。こんな状態はキャンパー泣かせである。夏休みになりキャンプ場を訪れる客は急増している。夏らしいからっと晴れた日が続くことを祈る毎日である。
 
私のパクリシリーズ・・・「人生の3歩」を紹介します。
 
今日、車を運転していたら、道を渡ろうとしていたおじさんが、私の車が来たのをみて、3歩引き返しました。
 
その時、助手席に乗っていた妻に、私は言いました。
 
「あのおじさんの人生の3歩ぶんを奪ってしまったかもしれない・・・」
 
「なんで?」
 
「僕の車が来て、3歩さがったために、人生の3歩ぶんバックさせてしまった。これからのおじさんは、3歩ぶん後ろの人生を歩いているから、どこかの道路をまた渡るとき、渡りきれなくて車にはねられるかもしれないよ・・・」
 
そういうと妻はこう言いました。
 
「お父さんの車がきて、3歩後ろに人生が下がったおかげで、ベランダから落ちてくる植木鉢に当たらなくてすむかもしれないよ」
 
はい、ここで結論。
人はとらえ方が違うということ。
そして、人はみなつながって生きているということ。
いつもだれかとつながっているんです。
 
 
「自分一人くらい居なくなったって、世界は変わらないよ」
なんて嘆いている人がいるかも知れませんが、実は、一人一人はとても大切な存在で、日本中の人に影響を与えているんですよ。
 
日本とハワイは海をへだてて陸地ではつながっていないようにみえて実は、海の水を全部汲み上げたら、地面でつながっている・・・。
 
人とのかかわりも、実はこういうことなんですね。
 
昔、あるテレビ番組で実験をやってました。
沖縄の幼稚園の子供と、北海道のおばあちゃんと何人の人を介したらつながるか?
 
答えはたった3人です。
 
幼稚園の子供の知り合いの知り合いが北海道の郵便屋さん。
その人とおばあちゃんがお友達。ほとんどの人がこれくらいの人数でつながってしまうそうです。
 
車を運転していた一瞬の出来事を、こんな長い文章にしてしまう私。
道を渡ろうとしていた見知らぬおじさんは、私の人生にしっかりと繋がっていました・・・。
 
 
 
もう一つ、人間万事塞翁が馬についてのパクリがありました。
 
 
人間万事塞翁が馬  (じんかんばんじさいおうがうま)
 
意味:幸福や不幸は予想のしようのない事の例え
 
 
中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。
 
ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。
 
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
 
そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。
 
「このことが災いにならないとも限らないよ。」
 
しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。
 
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
 
1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。
 
 
 この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。
 
「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。
「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。
 
「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」
という事です。
 
 
悪天候にも動じることなく、それは自然現象と腹をくくっている人もいれば、意気消沈して泣き出しそうな顔をしている人もいる。人生は人の数ほどの種類があるに違いない。
誰の人生も一寸先は闇。日々何事も楽しむことが出来たなら、より充実した豊かな人生になるだろう。