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自分のやりたいことができないで、歯がゆい思いをしている青年がいる、と聞いた。

気持ちはよくわかる。私も若い頃そういう経験をした。職業が何であれ、立場がどうであれ、誰もみなそういう経験をするものだ。仕事仕事で毎日が明け暮れ、いつの間にか40歳に近づいたころ、ふと考えると、自分の考えていることとまるで違う方向に進んでいることに気付き、唖然としたことがあった。何をしているんだ、いつまでもこんなことをしている場合ではないぞ、と自分を叱ったところでどうすることもできないのだ。

今思うと、そういうその時の無駄と思われることこそ大切な経験だったのだ。

人は様々な経験をしながら一つひとつ年をとっていくもの。それは何一つ無駄なことはない。かなり年をとってからそれがわかる。人生が楽しいと思えるようになるのは、定年退職後ということかもしれない。それまではただガムシャラニ進むしかないのだ。

それが人間の人生。誰もみな同じ。職業や環境の違いによって、ただ違うように見えるだけだ。現在与えられていることに心を集中して過ごしていれば、自ずと答えは出る。

 

緑が美しい。この地に移住してくるまで、そんなことを思ったこともなかった。

県道235号の通勤道路に、大好きな白いサクラが咲いた。何故かこの桜に心が惹かれる。まあ、歳をとったということかもしれない。