IMG_3462

IMG_3461

IMG_3459

これは新聞ネタだ。毎日忙しくて?新聞を読む暇がない(笑)

読むまでは積読になるが、休みの日にじっくりとページをめくることになる。

 

19日の産経新聞、産経抄より

英和辞典でジャパンと引くと、漆あるいは漆器と出る。16世紀後半、ヨーロッパに日本の漆器が伝えられると、人々はその美しさに驚嘆した。中国が「磁器(チャイナ)の国」であるように、日本も「漆器の国」と呼ばれるようになった。

 

日本列島では約9000年前の縄文時代に、すでに漆の文化が存在していた。器に塗られるだけではない。風土にあった塗料や接着剤、補強材として、歴史的な建造物にも使われてきた。

 

そうした貴重な木造建造物の保存修理に欠かせない伝統技術の数々が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなった。ヒキの木の皮を剥いで屋根を葺く技術や宮大工、左官職人の技などと並んで、「建造物漆塗」や「日本産漆生産・精製」が含まれている。

 

もっとも、現在国内で使用される漆の9割以上は、外国産が占めている。危機感を強めた文化庁は平成27年、国宝や重要文化財の建造物の修復には国産の漆を使うように通知した。国内の最大産地である岩手県二戸市では、漆の木に傷をつけて樹液を採取する漆掻きの職人養成に取り組んでいるという。今回の登録が、国産漆への関心の高まりにつながればいいのだが。

 

昭和11年に完成した国会議事堂の衆参両院本会議場の内壁が、純国産の漆で塗られているのをご存じだろうか。人間国宝の漆芸家、松田権六の強硬な主張によるものだ。

「貴方が着く議席はジャパンと呼ばれる世界的な漆に包まれた。諸公はその漆にふさわしい世界性のある高い識見を大いに吐いていただきたい」。松田は完成後、議員たちにこんな説明文を送った。

 

令和の時代の議事堂には、松田が期待したような高い識見が示されているのか。

国産漆とともに心配でならない。

 

 

今朝の気温は、何と12℃!雨の中を軽井沢ツルヤへ行った。帰路は雨もやみ天気は回復したように見えたが、午後からはまた雨となった。それにしても気温が高い。

しかし、明日からは正常な気温に戻るという、やれやれ・・・

今日は写真がないので、アップしていないものを探してみた。

13日に六里ヶ原で撮った写真があった。とても良い天気で、雪景色の谷川岳が撮れた。

iPhone11のカメラはすごい。アップすると谷川岳はくっきりと確認できる。